不渡手形
振出人の資金不足などにより、決済日になっても支払われない手形を処理するための科目が不渡手形です。
決算時の段階では、この手形が貸倒損失となるのか回収不能となるのか曖昧でわからないため不渡手形としてこの科目を計上します。
不渡りとは、手形債務(契約)を実行しないことで、6ヶ月以内に2回の不渡りを出すと、銀行取引の停止処分を受け、実際に倒産することになります。
■仕訳例
・銀行に取立依頼していた約束手形800,000円が不渡りになった。
(借方) 不渡手形 800,000 (貸方) 受取手形 800,000
・取引先からの受取手形300,000円が不渡りとなり、取引先に請求して利息1,000円とともに現金で受け取った。
(借方) 現金 301,000 (貸方) 不渡手形 300,000
受取利息 1,000
・支払いのため裏書譲渡した手形300,000円が不渡りになり、手形の受取先から買戻請求に対して現金で支払った。
(借方) 不渡手形 300,000 (貸方) 現金 300,000
裏書手形 300,000 受取手形 300,000
■主な取引例
・受取手形不渡
・裏書手形不渡
・不渡手形
・約束手形不渡
・回収不能見込手形
・割引手形不渡